関門通信

広告

主要

日本航空、福岡国際3路線から撤退

  • 2005年07月31日 01:55
  • 投稿

日本航空(JAL)グループは29日、福岡空港を発着する国際線4路線のうち、上海線を除く、香港・ソウル・ホノルル線をそれぞれ運休にすると正式に発表した。香港とソウル線は10月3日から、ホノルル線は10月5日から運休する。再開時期は未定で、事実上の撤退になる。

運休する3路線は1日1往復運航。ホノルル線は年間17万人が利用して好調だったため、山崎広太郎福岡市長が運航の継続を強く要望していた。しかし同路線は観光客が中心で旅客単価が安く、そこに原油高による燃料高騰が加わった。海外リゾート地と結ぶ路線は繁忙期と閑散期の乗客数の差が大きいことに加え、旅客単価が高いビジネス需要が少なく、収支としては赤字だった。

日本航空は全日空に比べて国際線の合理化で出遅れた。3月に発表した中期経営計画では、国際線の2006年度黒字化を目指して、高成長路線への経営資源の集中によるネットワーク縮小を打ち出していた。

運休は福岡発着の3路線のほか、成田、関西国際空港とサイパンを結ぶ2路線(10月4日から)と、中部国際空港とグアムを結ぶ1路線(10月3日から)。また、関西発着のホノルル線は10月1日から現行の1日2往復を1往復に減便する。今後同社は好調な中国主要都市と成田・関西国際空港の路線を充実させていく。

航空会社の業績は2001年の米国同時多発テロや、2003年の新型肺炎(SARS)、イラク戦争などで、世界的に悪化している。もともと九州の市場は需要が小さい。福岡発着の国際便は厳しい状況だ。

広告

管理

関門通信は参加型のニュースサイトです。だれでも自由に記事を投稿できます。
Nucleus CMS v3.24 | ©2008 Kanmon Tûsin. Morrie & Co. All rights reserved.