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旧山陽ホテル、老朽化により解体か

旧山陽ホテルが解体の危機に直面している。ビルを管理するJR西日本によれば、建物は劣化が激しいため、耐震検査の結果によっては現状維持も外観保存もかなわず、解体撤去になるという。結論は来年度はじめに出す。

旧山陽ホテルは名門・辰野葛西事務所の設計で1923年竣工。下関市を代表する大正の建築物。戦前は大陸渡航する皇族や政府高官ご用達の本格的ホテルで、当時の新聞が宿泊者の氏名と職業を連日掲載するほど社会的関心の高い存在だった。ホテルは1942年に営業停止、以降は事務所として利用された。

同年竣工の下関市役所第一別館(旧下関電信局電話課局舎)は1999年の保存運動により解体を免れ、下関市教育委員会が中心となって利用法を検討している。第一別館を救済して白眉を解体すれば、その判断が批判を浴びそうだ。

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