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新北九州空港24時間運用の願いかなわず

  • 2005年07月04日 21:04
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国土交通省は来年3月開港予定の新北九州空港の運用を21時間とする方針を明らかにした。運用時間は早朝5時~深夜2時で、九州内ではもっとも長い。新北九州空港はスターフライヤーの深夜・早朝便や、貨物便などの具体的な就航計画があることから、現在の北九州空港の14時間(7時半~21時半)から7時間延長する。

北九州市などの地元自治体は新北九州空港を開港当初から24時間運用するよう国土交通省に要望してきた。しかし国交省は新北九州空港の年間離着陸回数を1万回程度と想定しており、開港当初の24時間運用は不要と判断した。

空港を24時間運用する理由としては、具体的な就航計画のほかに緊急時の離着陸が考えられる。航空関係者によれば、同じ県内にある福岡空港が緊急時24時間運用が可能な体制を有すことから、新北九州空港までを緊急時の離着陸を理由に24時間化するのは難しかったという。

騒音問題が解決しないことを理由に日本航空が羽田―熊本間の夜間貨物便就航を延期したのは先日のことだった。新北九州空港は海上空港ゆえに騒音問題がない。24時間運用は全時間帯で参入障壁がないことの証明であり、新規就航の呼び水になる。実際、スターフライヤーやギャラクシーエアラインズは新北九州空港を選んだ理由として、真っ先に「24時間空港」を挙げた。

24時間化はライバルとなる福岡空港と差別化を図る目的もある。福岡空港は7時~22時までの運用で、深夜・早朝便は新北九州空港の独占場だ。福岡空港と競合しない時間帯は関門地区だけでなく、福岡地区からも広く集客が期待できる。

北九州市は今後も国交省に対して新北九州空港の24時間運用を働きかけてゆくという。

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