関門通信

広告

主要

勝山産業、民事再生の申立て

北九州市内を中心に遊技場などを経営する勝山産業(本社、北九州市)は21日、福岡地裁に民事再手続きの開始を申立て、同日に保全処分を受けた。負債総額は約333億円。北九州市から福岡市へ拠点変更するのに伴い、福岡市で過剰な設備投資をして失敗、資金繰りに行き詰まった。

民間調査会社の東京経済(本社、北九州市)や東京商工リサーチ(本社、東京都)によれば、同社は商号、役員、本店住所の登記変更中で、会社は今月中に福岡市へ移転して天神興産(本社、福岡市)になる。勝山産業は1952年に創業。パチンコ店の「ライオン」、サウナ・カプセルホテルの「グリーンランド」、ゲームセンターの「あみゅZ」「祭」などを経営する。2003年7月期には年商が346億円あった。

同社は北九州市からの脱出を図るため、福岡市天神の本社ビルに85億円を投じたほか、カプセルホテル「グリーンランド天神」の買収に100億円を投じるなどして借入負担が年商に匹敵する規模に拡大。一方、売上の85%を占める本業のパチンコは競争激化を受けて収益が悪化し、自転車操業に陥っていた。

金融機関に対する債権放棄の要請は通らず、5月と6月に第三者破産を申立てられたこともあり、民事再生法の適用を決断した。同社の安東竜一社長は「今後はサウナに特化することで再建したい」という。

広告

管理

関門通信は参加型のニュースサイトです。だれでも自由に記事を投稿できます。
Nucleus CMS v3.24 | ©2008 Kanmon Tûsin. Morrie & Co. All rights reserved.