関門通信

広告

主要

トヨタ、博多港に中国向け輸出拠点

  • 2005年06月07日 22:41
  • 投稿

トヨタ自動車は7日、中国向け完成車の輸出拠点を博多港香椎パークポート(福岡市東区)に集約することで福岡市と合意した。早ければ2006年前期にも稼動を開始し、初年度は約2万台の輸出を見込む。

香椎パークポートはもともとトヨタ自動車九州(本社、宮田町)が生産するトヨタ本社向け完成車の積み出し港だった。しかしトヨタは昨年11月に物流拠点をマリナクロス新門司へ移転し、今年2月には博多港に残した自動車部品の陸揚げ機能も新門司へ移転させることを決めて、福岡市や福岡経済界の強い反発を招いていた。

トヨタ自動車九州は今年9月にも生産能力を年間23万台から43万台へ増強する計画で、トヨタの中国向け輸出に占めるトヨタ九州生産車の割合は、現在の3%から2006年には25%程度に高まる。トヨタは福岡市の陳情を受けたこともあり、物流の効率化を兼ねて中国にもっとも近い博多港を引き続き利用する。

トヨタは同市の第三セクターから借り受けた香椎パークポート内の約4万平米の従来拠点(最大約1500台収容)に東海地区の生産分を含めたすべての中国向け完成車を集め、ここから中国の大連、天津、上海、広州の4港へ輸出する。天津・大連は月3便、広州は月2便、上海は月1便を運航するという。

トヨタのこれまでの完成車輸出拠点は名古屋、豊橋、横浜の3港だった。横浜は輸出先の現地生産が進んだため役目を終え、2006年からは博多と入れ替わって3港体制になる。

広告

管理

関門通信は参加型のニュースサイトです。だれでも自由に記事を投稿できます。
Nucleus CMS v3.24 | ©2008 Kanmon Tûsin. Morrie & Co. All rights reserved.