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新北九州空港を拠点に新規航空会社

新規航空会社のスターフライヤー(本社、北九州市)は25日、2005年10月に開港する新北九州空港を拠点に、羽田便を多数就航する計画を発表した。

同社は24時間都市型地域航空会社を目指し、日本航空、日本エアシステム、全日本空輸の出身者らが2002年12月に神戸市で設立した航空の専門家集団で、ビジネス需要が多く、24時間運航可能な新北九州空港を拠点にすることを決めて、今月17日に本社を北九州市へ移した。

スターフライヤーは新北九州空港開港時に羽田便を最低でも1日6往復、枠が確保できれば1日12往復を運航する。同社の堀高明社長は、新規航空会社に優先配分される1日6往復のほかに、「混雑時間帯にプラス3往復、早朝の5時台や午前0時にも新北九州空港発の便を飛ばしたい」と羽田枠獲得に強い意欲を示した。

事業の見通しは、120~130人乗りのジェット機3機を賃借で導入した1日12往復体制の場合、年間利用者75万人、売上120億円。初年度からの営業黒字を予想する。ス社は新北九州空港の初年度旅客目標150万人の半分を確保したい意向だ。

苦戦している新規航空各社を反面教師とし、大型機材の投入は行わない。片道運賃を大手航空会社よりやや安い2万円以下に抑えるが、安値攻勢はかけない。効率的な人員配置や24時間運行によりコストを低減し、機材稼働率を高める。将来は札幌線や羽田空港からの新路線、ソウル、上海、北京などの近距離国際線の就航も検討する。

スターフライヤーの現在の資本金は1000万円。来年中に30億円に増資する方針で、北九州市内の有力企業数社が出資に前向きな姿勢を示しているという。中央の企業、投資家にも投資を呼びかける。

新北九州空港へは、現在北九州(曽根)空港で羽田便を1日4往復運航する日本エアシステムが移ってくる。また、福岡県が高速バスとの競合により便数の減少が著しい福岡―宮崎便に代わって、東九州繋がりの新北九州―宮崎便の開設に意欲を示している。

しかし現段階では、北九州市・福岡県ともに航空会社へ路線開設の働きかけを行っておらず、今回の新規航空会社の参入に関しても青天の霹靂だったようだ。北九州市の末吉興一市長は「応援していきたいが、あちらから支援要請はなく、まったく白紙」と述べた。

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