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サンデン交通、韓国の大宇バスを購入

サンデン交通(本社、下関市)は26日、韓国の大手バス製造業者、大宇バス(本社、釜山市)の大型観光バス2台を導入すると発表した。韓国の国内技術で生産された大型バスが日本に輸出されるのはこれが初めて。大宇バスは来月にも4台を日本へ輸出し、年末までに計12台が上陸する。

バスは電子制御エンジンなどを備えた大型バス「BX212ロイヤルハイデッカー」で、乗客定員は45名。車高が3.54メートルあり、日本産のどのバスよりも高い。内装も日本人好みに座席を柔らかくするなどの工夫を凝らした。サンデン交通と大宇バスが3年がかりで検討を重ね、日本市場向け開発したという。

輸出価格は1台1500万円程度だが、日本への輸出車は最高級仕様で約2000万円する。それでも1台3000万円以上する日本車と比較すれば圧倒的に安い。サンデン交通はこのバスを7月から観光客向けに投入して乗り心地を検証し、問題がなければ今後の新車購入の際は大宇バスへ切り替える。

バス事業は人口の減少を受けて収益の悪化が著しく、今後も需要が回復する見込みがない。コスト削減の切り札として韓国車の購入を検討するのは自然な流れだが、日本では朝鮮に対する偏見が残り、韓国製品の導入は遅遅として進まなかった。しかし下関は朝鮮系の市民が多く、韓国との交流も深い。偏見と無縁とまではいかないが、韓国製品に対する抵抗は強くない。

サンデン交通が購入した大宇バスは29日に関釜フェリーに荷積みされ、翌日下関港に到着する。

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