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日本航空、福岡国際3路線から撤退

  • 2005年05月25日 07:42
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日本航空(JAL)グループは24日、福岡空港発着の国際線4路線のうち、上海を除くホノルル・ソウル・香港の3路線から今年10月に撤退することを明らかにした。いずれも搭乗率は悪くないが、観光客ばかりで旅客単価が低かった。そこに原油高による燃料高騰が加わり、収益が悪化。赤字路線として切り捨てることにした。

撤退を決めた福岡発着の3路線のうち、ソウル、香港は他の航空会社も運航するダブルトラック路線だが、ホノルルはJALグループだけの運航で、路線自体がなくなる。10月以降に予約が入っている修学旅行などについては、チャーター便のほか、大半は関西国際空港発着便などに振り替える。

JALは昨年3月期連結決算で、676億円の営業赤字を計上した。国際線の赤字が約400億円に達し、約100億円の黒字を計上した全日空(ANA)と比較して、燃料高騰や需要低迷への対応の遅れが指摘されていた。

加えてJALは、滑走路への誤進入や管制指示違反など、信頼を揺るがすミスやトラブルが続発。利用客離れも目立ち始めており、不採算路線から撤退し、抜本的な経営立て直しが急務だった。

同社は今年3月に公表した中期経営計画で、国際線については高成長路線への経営資源の集中によるネットワークの縮小を打ち出した。3路線からの撤退はこの一環で、このほか国内すべてのサイパン便からの撤退も決定。黒字確保が難しい観光路線の見直しを進めている。

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