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若戸航路値上げ、大橋は値下げ

  • 2005年05月24日 18:11
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北九州市は赤字運営が続く若戸航路を値上げし、黒字路線の若戸大橋を日本道路公団から買収する。若戸航路の運賃値上げや若戸大橋の管理運営を市が引き継ぐ経費を盛り込んだ市一般会計補正予算案を、30日に開会される市議会定例会で提案する。可決されれば若戸航路は値上げ、若戸大橋は値下げとなる。

若戸航路の運賃改定は1996年4月以来で、早ければ9月1日より現在の大人片道50円(中学生以上)が100円になり、通勤定期も2倍に値上げされる。小学生以下は現在の20円から50円に値上げとなる。

一方、新たに1000枚つづりの回数券大人用を6万5000円で販売(35%引き)し、サービス向上に努める。高校生や学生向けの通学定期は、車などの代替手段を利用できないことから、通学の足として据え置き、小中学生用の「特別乗船定期券」も、従来通り無料(要発行手数料300円)とする。

若戸航路は若松区と戸畑区を結び、2003年度は約107万人が利用した。しかし慢性的な赤字で、渡船事業経営改善検討委員会が今後のあり方を検討してきた。今年4月から運航を民間の海運会社に委託し、船を1隻とするなど経費削減に取り組んでいる。

若戸大橋に関しては、日本道路公団が民営化する前日の9月30日、市が橋の管理運営を引き継いで、早ければ2006年度前半に通行料を値下げする方針を示した。若戸大橋関連の買収額は約88億円。橋りょう本体に加え、料金徴収ブースや事務所など関連施設の費用を加えた。若戸大橋は9月末にいったん市が買い取った後、年度末に新たに設立する「市道路公社」が受け皿になる。

通行料は普通車は半額の100円(現行200円)になる見込みで、軽乗用車(同80円)や大型車(同300円)も引き下げを検討する。

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