佐川急便は19日、貨物専門の航空会社「ギャラクシーエアラインズ」(本社、東京都)を設立した。最大積載量48トンのエアバスA300型1機を使用し、羽田空港を拠点に新千歳・新北九州・那覇の3路線を2006年6月にも開設する。
当面は各路線を1往復とし、2006年終わりには2機体制とする。社長は佐川常務の若佐照夫氏(兼任)とスカイマークエアラインズ初代社長の大河原順一氏の2人体制とし、従業員は80人を予定。
新北九州空港を選んだのは、24時間運用が可能なこと、九州だけでなく中国地方も含めた拠点として立地条件が良いことなどが挙げられる。佐川急便が航空分野に新規参入するのは、日本郵政公社の民営化などを前に輸送力で競争力をつけるため。
ヤマトや日通は日航や全日本空輸の貨物便を使って首都圏―北海道、首都圏―九州間で翌日配達するサービスを実施しているが、いずれも割増料金が必要。佐川は自社機を使うことで、首都圏―九州間の配達を翌日扱いとし、ヤマトや日通より安い料金で実現する。通常の宅配便価格で翌日配達を実現するという。