国土交通省は26日、建設中の新北九州空港の駐車場の整備・運営を合人社計画研究所(本社、広島市)に委託すると発表した。駐車料金は1日390円になる見込みで、現北九州空港(1日800円)の半額以下となる。
これまで国交省は、国が整備する空港の駐車場の管理・運営については外郭団体に委託してきた。しかし整備段階から民間手法(PFI)を導入することにより、事業コストを削減し、より質の高い公共サービスの提供が出来るとして、新北九州空港に関しては初めて3月に全国公募し、応募があった4社の中から合人社計画研究所を選んだ。同社の提案は料金設定が安く、施設運営・事業計画なども審査基準を満たすという。
新北九州空港は24時間運用の大きな可能性を持っているにもかかわらず、地上アクセスが貧弱で、鉄道などのアクセスを研究する新北九州空港軌道系アクセス検討委員会 が福岡県を中心に設置されているが、まだ調査段階で進展がない。現在のところ開港時の地上アクセスは道路のみとなり、バス・マイカー利用が主となることから、駐車料金については、利用者の利便と新空港の利用促進のためにも、低料金化を必要としていた。
合人社計画研究所は分譲マンションの総合管理部門で急成長した企業。5年連続で総合管理受託戸数増加率1位とされ、現在全国で約2000棟、約10万世帯を管理する。近年は分譲マンションに限らず、市街地再開発ビルなどの区分所有建物の企画立案や管理受託なども手がける。