福岡県は13日、北九州都市高速道路の新たな償還計画を来月までにまとめることを明らかにした。都市高速道路はバブル景気以降の景気低迷により交通量が伸び悩み、40年の償還期限内に債務をすべて返済するのが難しい状態に陥っている。
北九州都市高速道路は1980年に1号線が一部共用を開始。しばらく単年度赤字が続いたが、北九州(直方)道路と一元化した後の1996年に単年度黒字に転換した。しかし償還期限内に債務を返済するだけの料金収入はなく、現状で推移すれば償還には70年程度かかるとみられる。
有料道路の建設費償還は最長で50年とされており、償還計画は40年(2033年)から50年(2043年)に変更される見通しだ。もっとも50年でも全償還にはいたらないため、年間100億円を費やす道路維持管理費の削減、通行料の値上げ、高速5号線未着工区間(5.2キロ)の建設凍結などを検討する。