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3月の日銀短観、北九州はプラス

日本銀行下関支店および北九州支店は1日、企業短期経済観測調査(短観)を公表した。北九州地区の全産業の業況判断指数(DI)は+1で、昨年3月より5期連続でプラスを堅持し、依然西日本でもっともよい状況にある。一方、山口県の全産業指数は-1で、7期連続で改善した。

業況判断指数―全産業(2004-5年)
/ 3月 6月 9月 12月 3月 6月予想
山口 -16 -8 -7 -5 -1 -9
北九州 +-0 +2 +7 +5 +1 +1
大分 -11 -2 -4 -5 +-0 -6
九州 -6 -2 -4 -4 -3 -5
中国 -10 -9 -7 -4 -6 -9
全国 -5 +-0 +2 +1 -2 -2

業況

北九州地区は製造業が+11で、原材料のコスト高などによる採算悪化の懸念から、業況判断が大きく後退した。非製造業は-5で、12月より4点改善した。先行きは製造業の「良い」超幅が拡大する一方、非製造業の「悪い」超幅が拡大するため、全産業では「良い」超幅が横這いとなる見通し。

山口地区は製造業が+-0で、3点改善した。非製造業は-2で、4点改善した。先行きは製造業がやや改善するものの、非製造業が悪化を予測していることから、全産業では8点悪化する見通し。

設備投資

北九州地区の2004年度は、前年度に比べ製造業が17.2%増加したが、非製造業が一昨年前の反動を受けて52.6%減少した。全産業では21.7%の減少。2005年度は、前年度比で製造業が横這い、非製造業が18.9%減少し、全産業では6.4%減少の見通し。

山口地区の2004年度は、前年度に比べ製造業が+64%の大幅増加となったが、非製造業は7.9%減少した。全産業では28.3%の増加。2005年度は、前年度比で製造業が26.2%減少し、非製造業は1.3%減少して、全産業では17.3%減少の見通し。

雇用人員判断

北九州地区は12月の短観で製造業・非製造業ともに「不足」に転じたが、3月はさらに「不足」超幅が拡大した。先行きは、製造業・非製造業ともに「不足」超幅が現状のまま横這いとなる見通し。

山口地区は製造業が「過剰」、非製造業が「不足」で、全産業では「不足」。先行きについては、「不足」超幅がやや縮小する見通し。

金融

北九州・山口地区ともに貸出態度判断の「緩い」超幅が拡大したが、北九州地区で資金繰り判断の「苦しい」超幅が縮小したのに対し、山口地区は横ばいだった。借入金利水準判断は「上昇」超から「低下」超に変化した。先行きは「上昇」超に戻る見通し。

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