関門通信

主要

みやこ町、2006年3月発足

勝山町、豊津町、犀川町は25日、福岡県の麻生渡知事に対して3町の廃置分合(合併)を申請した。3町は14日に合併協定調印式を行い、その後それぞれの議会定例会で合併関連議案を可決した。今後は県議会定例会での議決、知事の決定を経て、総務省が告示する。発足は2006年3月20日。

新町は3町による新設(対等)合併で、名称は「みやこ町」。面積151.28平方キロ。人口2万3767人(2000)。新町の事務所の位置は当分のあいだは勝山町役場とする。犀川町役場と豊津町役場は支所とし、本庁の機能を一部分散する。犀川町の城井出張所、伊良原支所は出張所とする。議員46名に対しては在任特例を適用し、2007年4月30日までは引き続き新町議会の議員として在任する。新町の議員定数は18名。

京築の合併は2003年3月に行橋市と勝山町、豊津町、犀川町、築城町、椎田町の1市5町で法定協議会を設置したのに始まる。これに先立つ2001年8月から研究会で協議を進めてきたこともあり、平成の大合併では優等生的な存在だった。しかし2003年11月に椎田町と築城町で「豊前市と3市町での法定協議会設置を求める住民発議」が行われ、築城町議会が豊築の枠組みを選択したために法定協議会は解散した。

行橋市は京築1市5町の法定協議会解散によって合併の意欲を失い、こののち主導権を取ることがなかった。行橋市に見切りをつけた勝山町、豊津町、犀川町の3町は2005年1月末になって法定協議会を設置。約1ヵ月の短期間で9回の協議を精力的にこなし、本庁舎の位置で紛糾したものの、単独の行財政改革では生き残れないという強い危機感から全協議項目を了承した。

勝山町と豊津・犀川町は地理的に一体ではなく、峠を越えるか行橋市を経由しなければ行き来ができない。3町を人口で比較すると、豊津町が8919人、犀川町が7433人、勝山町が7415人で、財政指標を見比べても勝山町が主導権を握った経緯がよく分からない。

本庁が勝山町役場となったのは、実質飛び地となる勝山町を懐柔する狙いがあったのではないか。中心都市が抜けて周辺自治体だけが合併する例は嘉麻市や上毛町など他にもあるが、みやこ町はもっとも一体感に乏しい枠組みといえる。

広告

広告

管理

関門通信は参加型のニュースサイトです。だれでも自由に記事を投稿できます。
Nucleus CMS v3.24 | ©2008 Kanmon Tûsin. Morrie & Co. All rights reserved.