東京証券取引所は18日、3月1日より東証一部指定となる40銘柄を発表した。北九州市からは2003年11月に東証二部上場を果たしたばかりの小野建が指定された。東証一部への上場は1991年の三井ハイテック以来で、これで6社目。下関、宇部を含む関門都市圏では10社目。
小野建は1949年にセメント、金物、土木建築資材の卸売を目的に大分市で設立。1957年に小倉支店を開設し、鉄鋼商品の販売を本格化させた。現在は鋼材・建設機材の専門商社で、輸入鋼材取り扱いの大手。最近は中国を中心とするアジアでの鉄鋼需要の増加や、大分県内のダイハツ、東芝、キャノンの工場建設により、業績は拡大の一途をたどる。
2004年3月期の連結決算では、資本金22億0200万円、売上高828億9900万円。連結従業員数296名。同9月の中間期連結決算は、売上高が前期比30.8%増の484億9800万円、経常利益は238.1%増の38億9300万円、純利益は1916.8%増の21億3400万円で、いずれも過去最高だった。
同社の社名は創業者で代表取締役社長の小野 建氏に因む。登記上の本社は大分市にあり、北九州市には実質上の本社となる管理統括本部(小倉支店)を置く。