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上毛町、2005年10月発足

新吉富村と太平村は18日、福岡県の武田文男副知事に対して2村の廃置分合(合併)を申請した。両村は2月10日に合併協定調印式を行い、14日にそれぞれの議会で合併関連議案を可決した。今後は2月県議会定例会での議決、知事の決定を経て、総務省が告示する。発足は10月11日。

新町は2村による新設(対等)合併で、名称は「上毛町(こうげまち)」。面積62.40平方キロ。人口8114人(2000)。新町の事務所の位置は新吉富村役場とし、太平村役場は支所とする。西吉富出張所、唐原出張所については現行どおり存続させる。議員22名に対しては在任特例を適用し、2007年2月10日までは引き続き新町議会の議員として在任する。新町の議員定数は14名。

築上東部の合併は2003年6月に吉富町、新吉富村、大平村の1町2村で法定協議会を設置してから本格化した。1町2村は豊前市の東に隣接するが、山国川を挟んで相対する中津市への志向が強く、福岡県の示した豊前市を中心とした枠組みを頑なに拒み、豊前市からの度重なる申し入れもすげなく断って1町2村での合併を目指した。当初の目論見は、合併特例法の期限内に1町2村で先行合併し、やがて来る都道府県再編の段階で中津市と越県合併することだった。

しかし法定協議会は昨年11月に解散。事務所の位置で合意できなかったことが直接の原因だったが、大平村の第三セクター温泉施設「大平楽」の経営危機と、その後の入札偽装事件に対する吉富町の不信が背景にあった。

新吉富村と太平村は1町2村法定協議会解散の1週間後にふたたび2村で法定協議会を設置。一方、太平楽に端を発した問題は村発注の汚水処理施設建設をめぐる受託収賄事件に発展した。大平村では6日に村長が逮捕、12日に村長が辞職願いを提出するなど大混乱が続くが、両村は単独の行財政改革では生き残れないという強い危機感からこの問題と合併協議を切り離し、1町2村の協議を踏まえて約2ヶ月という短期間で計6回の協議をこなし、全項目を承認した。

大平村では村長辞職に伴う任期半年あまりの村長選が4月3日に実施される。

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