オリエントフェリー(本社、下関市)は2日、同社の出資元である西日本汽船(本社、下関市)が下関と上海(中国)を結ぶ定期旅客航路を開設すると発表した。年内の就航を目指す。下関港の国際旅客フェリーは、釜山(韓国)、青島(中国)に次いで3航路目。
オリエントフェリーは1997年設立の日中合弁会社。下関と青島を結ぶ航路を持つ。青島航路はSHKグループの西日本汽船が1980年の下関市・青島市友好都市締結を契機に開設した。以来、不定期貨客航路として運航してきたが、日中の通商が発展した1997年に至り、山口県、下関市、青島市の三者の支援を受けて合弁会社を設立、「ゆうとぴあ」を投入して航路を定期化した。現在は週2往復。
青島航路の輸送貨物量は一貫して増加の傾向にある。日中間の通商増大は今後も確実視されることから、上海という中国一の大市場へ参入して新規需要を開拓する。新航路は青島航路と同じく西日本汽船とSHKグループが中心となって設立する日中合弁会社が運航を担う。当面は「ゆうとぴあ」と同規模の船を投入し、週1往復から始めるという。