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スーパーの丸和、ユアーズの経営傘下へ

関門都市圏を地盤とするスーパーの丸和(本社、北九州市)は11日、広島市を地盤とする同業者のユアーズ(本社、広島県海田町)から30億円の出資を受けることに決めた。丸和は今月下旬にも第三者割当増資を行い、ユアーズが発行済み株式の40.91%を取得して筆頭株主になる。

丸和は1947年創業。関門都市圏(山口西部、北九州、筑豊)と長崎県の一部などに49店舗を擁す中堅スーパー。1956年に日本で初めてセルフサービス方式を導入してスーパーマーケットを世に問い、1979年にやはり日本で初めて24時間営業を実現させた小売業の開拓者として知られる。資本金14億0600万円。2004年1月期の連結決算によれば、売上高は458億7100万円。

ユアーズは1979年創業。24時間営業に強く、広島市を中心に39店舗を擁す中堅スーパー。資本金8000万円。同社発表の2004年9月期予測によれば、売上高は415億円。

丸和は単体決算で7期連続の減収、2期ぶりの最終赤字と、食品スーパーの競争力激化に揉まれて収益力を落としていることから、関門進出を狙うユアーズとまずは提携することにした。ユアーズは根石義浩専務を代表取締役として送りこみ、丸和の有利子負債の解消と財務体質の改善に取り組む。

両社は今後、商品の共同仕入れや物流の統合などでコストを削減するとともに、丸和が山口県央や山口東部、ユアーズが広島東部へ進出して、関門と広島の市場を押える。ユアーズは最終的には丸和を吸収合併し、経営統合したい意向だ。

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