中間市は31日、「中間市が北九州市と合併することについて市民の意思を問う住民投票」を行い、即日開票した。結果は賛成1万6263票、反対7246票。投票率は59.75%だった。
中間市と北九州市の合併では北九州市民の意思は関係がなく、中間市民が合併の可否を選択する。中間市議会は合併後の在任特例をめぐって北九州市側と激しく対立したが、合併そのものに関しては今回の結果を待つまでもなく総論賛成の立場であり、在任特例の問題を決着させるために合併の賛否を問うのは議論のすり替えだと抵抗してきた。
しかし民意が示されたことで中間市議会が北九州市側の強硬な主張に対して破たんカードを切るのが難しくなったのは確かで、今後の対応に注目が集まる。
中間市の杉原茂雄市議会議長は住民投票を受け、個人の見解と断った上で、「判断は議員それぞれに任せる」とした。氏自身は在任特例が受け容れられない場合は合併反対の立場を堅持し、その結果として「市民が議会解散請求を行ってもやむをえない」。 -すいか
北九州市の末吉興一市長と中間市の大島忠義市長は25日、合併協定書に調印した。両市議会が合併関連議案を可決すれば、2006年3月31日に北九州市が中間市を編入合併することになる。しかし中間市議会には在任特例が認められなかったことへの反発が強く、12月定例議会で合併関連議案を可決できるかは微妙な情勢。 -すいか