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新「中津市」、2005年3月発足

中津下毛地域(中津市、三光村、本耶馬溪町、耶馬溪町、山国町)は6日、大分県の広瀬知事に対して5市町村の廃置分合(合併)を申請した。同地域は8月21日に合併協定調印式を行い、それぞれの9月定例議会で合併関連議案を議決した。今後は12月定例県議会の議決、知事の決定を経て、総務省が告示する。

新市は中津市による編入合併で、名称は「中津市」。面積491.08平方キロ。人口8万5617人(2000)。合併後の庁舎の位置は現在の中津市役所とする。発足は来年3月1日。

中津下毛地域は藩政の時代から下毛郡であり、1971年には1市3町1村で中津下毛地域広域市町村圏事務組合を設置するなど一貫して協力関係にあった。傍目には中津市が自らの意向をすべて通した「占領合併」に見えるが、歴史的な結びつきを重視した山間部救済の側面が強い。

中津市の面積は55.58平方キロから一気に9倍になる。加えて新市の形は新「下関市」同様に非常にいびつで、市の最北端に中心部があるために、感覚的にはその倍以上の面積を持つ自治体に匹敵する。市域は広域経済圏を反映しておらず、もっとも経済的に苦しい地域を広く囲うことになった。編入する側にも編入される側にも苦渋の選択だった。

山国川を挟んだ反対側にある福岡県の築上東部地域では3町村の合併を済ませた後、中津市への越県合併の目論見がある。中津の合併は、次が正念場だろう。

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