西日本工業大学(本部、苅田町)が室町一丁目地区第一種市街地再開発事業の第二期事業への進出を検討していることがが明らかになった。
第二期事業はリバーウォーク北九州第一期事業の西側に隣接する敷地面積2600平米に延床面積1万6000平米の商業、業務、駐車場からなる複合施設を建設する計画。
第一期工事終了後に本格着手、2005年の竣工を目指すとしたが、市の建設事業に対する批判の高まりから三セク賃貸ビルの建設は難しく、売却先を探していた。
大学は都心での校舎建設を阻んだ「工業(場)等制限法」が2003年に廃止されたことから都心回帰の傾向を強めている。学生は一般に都心志向が強く、郊外の大学は少子化により学生の確保が難しくなっている。
また、社会人向けの大学院や公開講座の開設には職学隣接の校舎が必要であり、西工大では今年4月に西小倉駅北口に小倉サテライトキャンパスを開設するなど都心進出の布石を打ってきた。
同大の鹿田磨樹事務局長は「リバーウォークの劇場や美術館と連携できる情報・デザイン系の学部か学科を置きたい」と話し、工学部情報デザイン学科と小倉サテライトキャンパスを統合してリバーウォーク第二期へ移転させる考えだ。
第二期事業は2006年春の竣工を目指す。建設は地権者が単独で行い、西日本工業大学が床を買い取る方式が有力視される。敷地西側には自動車販売会社の展示場も併設する。