山口市の県庁敷地内にある旧県会議事堂が3日、復元工事を終えて一般公開された。当時の資材を保存する方向で修復がなされ、柱などの多くが建築当時のままという。復元工事には6年を費やした。
旧県会議事堂は1916年竣工。後期ルネッサンス様式を基調とした近代様式で、車寄せのある中央棟の背後に議場棟がせり出し、東西に翼部を持つ。屋根は銅版葺き。煉瓦2階。建築面積約780平米。設計は大蔵省営繕班。1984年に国の重要文化財の指定を受けた。
建物は1974年の現県庁議会棟竣工を受けて県政資料館になったが、来春からは会議やコンサートなどに利用する多目的施設として利用するという。