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西万倉ダム、建設中止に

山口県は24日、有帆川水系小河内川の西万倉ダム(楠町)の建設中止を決めた。ダムから水道を引く計画だった楠町が今年11月1日に宇部市へ編入合併されることになり、これを機に水道事業から撤退して宇部市の水道を延長することになったため。県がダムの用地買収や設計に投じた9億3100万円は損切りになる。

西万倉ダムは洪水調節、既得取水の安定化、河川環境の保全、新規水道用水の確保を目的に計画された。重力式コンクリートダムで、総貯水容量約67万立米。事業費80億円(国が半額補助)。小河川上流のダムで規模が小さく、水道用水を確保する必要がなければ、治水に関しては河川改修である程度対応できるとした。中止は来年度政府予算案編成時に国土交通省が正式決定する。

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