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美祢南部開発が破たん

中国自動車道美祢西出入口を建設した美祢南部開発(本社、美祢市)は10日、山口地裁宇部支部に自己破産を申し立てた。

同社は美祢市と山口県が出資した第三セクターで、開発インター制度を利用して高速道の出入口を建設した。付近に工業団地などを造成し、その売却益で出入口の建設費を償還する計画は、社会情勢の厳しさから着手できなかった。同社は近日中に破産宣告を受けて会社を解散する。

美祢南部開発は1年前に建設費の償還問題が浮上し、山口県が約3億2800万円の補助金を補正予算に盛り込んだ。しかし総務省が「補助金の支出は地方財政再建促進特別措置法に抵触する」との判断を示し、県は支出を断念した経緯がある。

国や道路公団に対する債務免除の要望も通らず、会社の整理は避けられなかった。負債6億5600万円は債務保証した山口県信用農業共同組合連合会(山口県信連)が全額負担する。

美祢市ではサーキット場とゴルフ場を運営したセントラルパーク山口が破綻するなど悪い材料が多く、進出企業のない美祢テクノパークに刑務所を誘致するなど、地域経済は悩みを深めている。

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