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折尾地区総合整備事業見直しか

北九州市は9日、大規模事業評価委員会の設置を発表した。同委員会は末吉興一市長の公約に基づき、総事業費100億円以上の新規事業の必要性、採算性などを学識経験者が審議する。初年度となる今年は折尾地区総合整備事業と新門司南地区廃棄物処理施設整備事業が対象で、13日に第1回委員会を開催し、10月には市長に答申する。

折尾地区総合整備事業は折尾駅周辺の鉄道立体交差解消と連続高架化、街路整備事業、区画整理事業からなる総合事業。駅前は1985年に第一種市街地再開発事業が完了したが、それも薙ぎ払って町全体を抜本的に造り変える。

都市計画案は、①幹線3号外3路線の変更、②折尾土地区画整理事業の決定、③鹿児島線外1線の変更、④乙丸折尾線外16路線の変更、⑤折尾駅前駐車場外1駐車場の変更、⑥折尾八幡公園の廃止と光明二丁目公園の追加。なお、Bランク土木遺産の折尾駅舎や折尾高架橋、Cランク土木遺産の折尾駅地下道などはすべて撤去される。

計画区域約17万平米。事業費約830億円。計画減歩率が平均18.8%に達することから252名の地権者が反対を表明し、事業は初年度で座礁した。2004年になって開発派が盛り返しているが、事業に公共性はあっても採算性は低い。新規ではない事業が改めて審議にかけられることから、見直しになる可能性が強い。

新門司南地区廃棄物処理施設整備事業は新門司三丁目の海岸約49万平米を埋め立てて処分場とする事業で、若松区の処分場が次の10年で飽和することから計画された。事業費約200億円。順当に実施が答申されるとみられる。

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