住友金属工業系列の和気耐火工業(本社、北九州市)が自己破産した。負債総額は37億円。
同社は鉄鋼業界の在庫調整に伴いいったん赤字に転落したが、その後は景観事業に力を入れて黒字を回復した。しかし取引先との間に不明瞭な取引があったようすで、売掛金が回収できず資金繰りに行き詰まった。
和気耐火工業が小倉駅北口に持つ約2万7000平米の敷地は、北九州市の小倉駅北口地区整備構想のアミューズメントゾーンに位置づけられる。アミューズメントゾーンは地権者が多く整備は進んでいないが、この地区の大部分を占める同社の土地が動くことで、構想が具体化する可能性が出てきた。