東証一部上場の段谷産業(本社、北九州市)は19日、福岡地方裁判所小倉支部へ自己破産を申し立てた。負債額は318億円。350人余りの従業員は当面解雇せず、二月以内に事業部ごとに分割して売却したい意向だ。
同社は主力の住宅資材が輸入に押されて業績が悪化し、工場の統廃合、人員の削減などを断行するとともに、新事業へ進出して再建を推し進めてきた。しかし、市場が低迷して需要回復が見込めない上に、株価低迷による信用不安も加わり、事業の継続が困難となった。
今後は裁判所の指導下で破産管財人が清算業務を行う。なお、子会社のダンタニホーム・イノベーション(本社、北九州市)、ダンタニハウジングマテリアル(同)も破産宣告を受けた。