山口県央部合併協議会は10日、法定協議会の継続を事実上断念した。県央合併協は、山口市、防府市、小郡町、秋穂町、阿知須町、徳地町の2市4町で組織し、人口30万を擁す山口県最大の中核都市づくりを目指した。
しかし新市の本庁誘致で山口、小郡、防府が衝突、そののち山口と小郡が「密約を交わして防府に譲歩を迫った」(防府市長)ことから、対立の溝は埋めがたい深さに達した。
山口県央地域は今後、山口、小郡、秋穂、阿知須の1市3町と、防府、徳地の1市1町に分裂してそれぞれが合併を模索する。山口県では宇部小野田地域の2市2町も二つに割れたため、県下最大都市は下関という状況が続くことになる。