新日本製鐵(本社、東京都)は23日、響灘のエコタウンに最終施設を建設する計画を明らかにした。
地域内の各種再生工場でも再資源化できなかった最終残滓を受け入れ、可燃物は溶融設備で熱分解して燃料ガス化した後、発電設備で燃焼させ、電力としてエコタウン内立地企業へ供給する。不燃成分は溶融設備で高温溶融し、再利用可能な金属とスラグとして資源化し、販売する。これによりエコタウン内の資源完全循環化が達成できる見通し。
工場は今年6月に着工、2005年3月の稼動を目指す。運営は新日鐵が全額出資で設立した北九州エコエナジー(本社、北九州市)が当たる。同社は来年度にかけて資本金を12億円まで増資し、最終的には新日鐵34%、三井物産23%、九州電力20%、山九と太平工業各9%、日鉄運輸5%の出資比率になるという。
事業費は140億円。約40名の雇用を見込む。